光舜松脂使い方

光舜松脂を始めてお使いの際

・新しく張り替えた弓毛は、付属の眼鏡拭きで馬毛についている油分を拭き取ってから光舜松脂を塗布してください。
※新しい馬毛は油分がとても多く塗布しにくいです。

・他社の松脂を使っていた時にも以前の松脂を拭き取ってからお使いください。
他社の松脂も油分を多く含んでいることが多いです。
※必須ではありませんが、光舜松脂と前の松脂の要素が混ざってしまいます、
油分が多い松脂が塗ってある場合は光舜松脂は塗布しづらくなりますので拭き取りを推奨します。

※新たな松脂を塗る時、一般的な松脂に対しても一度油分や松脂を落とすことが大事だと考えています。

光舜松脂と油分

・光舜松脂は油分を含まず、油分の上には乗りにくいです。
油分の付いた弓毛の上に塗布した場合、油分の上で浮いてしまうこともあり毛が弦の上で滑った感じになることもあります。


・コントラバスやチェロの大変柔らかい松脂を塗った弓毛の上には光舜松脂は乗りにくいです。
出来る限り新しく馬毛尾を張り替えたもので使用してください。
また、そのような柔らかい松脂の上に光舜松脂を塗る時には「B」をお使いください。

塗り方

新しい馬毛には約10往復、
以後は使用時間10から20時間くらいを目途に2、3往復。
乗りの悪い場合には、毛の裏に塗ってから表に塗ってください。
※毛束の内側に松脂が塗られることで表から塗りやすくなります。

加熱厳禁

落下や衝撃により破損した場合、
危険ですのでご自身で加熱して直そうとしないでください。

光舜松脂は湯煎では溶けず、電子レンジなどで溶かそうとすると激しく煙が出ます。